후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
山本 笑月의 明治世相百話(めいじせそうひゃくわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 128,862자 · 251화면
日本最初の勧工場
真黒なお草紙をぶら下げ、風呂敷包をはす掛けに背負って、わいわいと出て来る生徒、たまにはアブ蜂とんぼの子も交って菅原の寺子屋そっくり。
これらの校舎は教場も琉球畳の大広間、溜塗の机や硯箱は毎朝塾生が総掛りで並べる、先生は一家総出で奥さんも共稼ぎ、教授は厳格で、うっかり怠けると煙管の雁首でぽかり、悪戯がばれると尻をまくって竹杖で二十三十の叩き放し、今時には見られぬ場面、その代り師弟の情愛はもそっと深かった。
公立でも満六歳から入学、数え年七つのわんぱくが小僧や女中におぶさって暴れながら通学、小使部屋はこれらの付添人で一ぱい、時間のしらせは廊下につるしたバン木を叩く、お寺時代の名残りらしい、唱歌はなし体操はなし、遊歩の時間はブランコと鞠投げが専門、あとは先生が一緒になって目隠しや鬼ごっこ、以上十五、六年頃の学校風景。
日本最初の勧工場
丸の内竜ノ口に府立で出現
勧工場は、寄合世帯ながら今のデパート式に、家庭用品ひととおり揃えて、明治十一年丸の内竜ノ口(永楽町二丁目)に出来た府立の第一勧工場がそもそもの元祖、当時一流の商店が気をそろえての出品、粗末ながら洋風の建物でおやおや迷子になりそうだといったくらいの広さ、近所はまだ旧屋敷取払いのままの草ッ原、不便の場所へわざわざ人力車で見物かたがた出かける人も多く、開業以来なかなか