후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
山本 笑月의 明治世相百話(めいじせそうひゃくわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 128,862자 · 251화면
上野の五号館時代に盛んな展覧会を開いた巽画会は、その始め深川に住んだ当時の青年画家大野静方、村岡応東、今村興宗(紫紅の兄)、遠上素香等、六、七人が研究のため設けたので巽の名をつけ、八幡境内の永代寺に小規模の展覧会を催したのが明治三十三年の春。その後さらに拡大し、しまいには上野公園へ乗り出し、楓湖先生門下を中心に多数の会員を加えて、相当の勢力を張った。
その巽画会の二、三回目であった。広湖はなにか新研究をと苦心の末、湯上り美人の大作を思い立ち、それには実際の肌色を研究する必要があるから、どこかの湯屋へ相談して覗かしてもらおうという考え、もっとも無断でのぞけば水をぶっかけられて突き出される。
二、三、心当りの湯屋に聞いてみたが、飛んでもないこと、お客に知れたら商売は上ったりだと皆お断り、これには大いに弱ってあきらめようとしたところ、本所のある湯屋の主人が聞いて義侠的に引き受け、上り湯の次の間、障子に細い硝子の入っているのを幸い、そこからのぞけばまず判るまいとのことに、広湖先生大喜び、二日ばかり通って三日目の晩、真剣にのぞいているところを、六、七歳の女の子が目ざとく見つけ、「あれ誰かのぞいている」