일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

「どうなさいました、その後の首尾は?」

こういうのはヨハンの声のようで――

「この頃は、ここへも稀にしかおいでがないので、何か変った事でもないか、それとも、いよいよあの方が分明したかと、いろいろ想像ばかりしておりました」

「ヨハンや、よろこんでおくれ」

「では、私の想像があたりましたか」

「まだそこまではゆかないけれど、近いうちに、私はきっと、夜光の短刀を手に入れてみせる」

「オオ、定めし、御苦心でございましょう、お体もお疲れでございましょう。……けれど屈してはいけませぬ。私が使いにやった切支丹族の者も、もう長崎に着いていましょう。そして、敦賀の港に、船を廻して待っていましょう。もうお姫様が幸福の御生涯は船出の支度をととのえて彼方に待っているのでございます」

幸福の船出といい、敦賀津に船が待つといい、またお蝶をさしてお姫様と呼ぶことなど、途切れ途切れにもれてくるヨハンの言葉は、日本左衛門には少しも綜合がつきません。

ただ、その言葉のうちの端的な意味に、ふしぎな耳をそばだてるのみです。

ヨハンの囁きが切れると、さらに低いお蝶の声で、

「じゃ、敦賀津の港へゆけば、私を乗せて行ってくれる、羅馬の船が待っているのね」