후리가나로 읽는 일본 고전
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はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 灰色の巨人/魔法博士(はいいろのきょじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 156,085자 · 312화면
ぼくらは明智先生の弟子じゃないか。名誉ある少年探偵団じゃないか。ね、あいつをつかまえて、ひどいめにあわせてやろうよ。」
井上君は、顔をまっかにしておこるのでした。
しかし、小林君は、なにか、べつの考えがあるらしく、すこしもさわぎません。こわがって、ふるえているノロちゃんと、目をむいて、おこっている井上君を、力づけたり、なだめたりするように、ニコニコ笑っていいました。
「まあ見ていたまえ、いまにわかるよ。あの子どもが、ほんとうに殺されたのかどうか、いまにわかるよ。」
そのとき、まっすぐに立っている縄を、スーッと、すべりおりてきたものがあります。あの恐ろしい黒人です。かた手で大ダンビラをにぎり、かた手だけで、すべってきたのです。ギラギラ光る大ダンビラには、まっかに血がついています。
「小林さん、あの血をごらん。やっぱり、ほんとうに殺されたんだよ。ね、あいつを、とっつかまえよう!」
小林君は、かけだしそうにする井上君の手を、ぐっとつかんで、ひきとめました。
「いまにわかるよ。じっとしていたまえ。」
すると、そのとき、とっぴょうしもない笑い声が、聞こえてきました。