후리가나로 읽는 일본 고전
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はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 灰色の巨人/魔法博士(はいいろのきょじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 156,085자 · 312화면
もう道化服はぬいで、ふだんぎのジャンパー姿です。かれは、女王さまたちの中のひとりの女の人のそばに近づいて、その耳に、なにかささやきました。その女の人は、「にじの宝冠」をかぶっているのです。
にじの女王さまは、一寸法師のささやきをきくと、びっくりしたように立ちあがって、キョロキョロとあたりを見まわしました。そして、いきなり、人びとをかきわけるようにして、テントのうら口へとび出しました。
うら口から外をのぞくと、そこには、制服の警官がふたり、目をひからせて立っていました。にじの女王は、それを見て、おどろいて首をひっこめました。そして、はんたいに、こんどは大テントの方へ走りだしました。
ちょうどそのとき、明智探偵と中村警部が、がくや口へやってきました。にじの女王は、ふたりのわきをサッとすりぬけて、大テントの中へ、とびこみました。
「あっ、いまの女が、そうだっ。」
明智探偵は、いそいで、そのあとを追います。中村警部も、いっしょに走りだしました。
にじの女王は大テントに走りこむと、てんじょうのぶらんこから、さがっている綱につかまると、スルスルと、それをのぼっていきます。