후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
七 イデオロギーとしての哲学 ――諸哲学のイデオロギー論的分析のための基準
一
形而上学的範疇は、こういう一連のイデオロギーに役立つべく、伝承され又拾い上げられる武器なのである。
存在は存在そのものとして理論されねばならない、そのための哲学的範疇は、形而上学的範疇ではなくて、恰も人の云う唯物弁証法の諸範疇に外ならない。
この文章は、最近わが国で発表されつつある有力な観念論的歴史解釈や観念論的弁証法解釈に対する、吾々の態度を覚え書きにして見たものである。読者は、西田幾多郎博士・田辺元博士・三木清氏等々の、意外にも殆んど同じい一つの性格に落ち合う処の最近の記憶すべき諸労作を参照しなければならない。
七 イデオロギーとしての哲学
――諸哲学のイデオロギー論的分析のための基準
一
吾々が現在住んでいる理論の世界では、イデオロギーという概念を哲学自身へ結びつけるということが、すでに、遺憾ながら説明を負わされた多くの問題を孕んでいる。なぜなら元来、単に哲学に関してとは限らず一般に、凡そイデオロギーという概念を正当に承認するかしないかは、却って人々がどういう哲学を採用するかによって、初めて決定されるものだと考えられるからである。だから哲学を一つのイデオロギーとして規定することは、他のものを一つのイデオロギーとして規定する場合とは異って、二重の自己反射的な関係に行き当ることを意味する。