일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいてつがくこうわ

現代哲学講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면

아오조라 문고

但し今は論理に就いての問題に限る。

形式論理学と呼ばれているものは、事物を同一平面に並べて媒介することを特色とする。この平面内に於て行なわれるものが矛盾律である。即ち例えばAはαであって、同時に例えばβなどではあり得ない。併しながら、他の平面に於てはAはβであり得るかも知れない(但しその平面ではAはもはやαではあり得ない)。そうすると二つの平面の関係――立体――に於てはもはや矛盾律は行なわれないわけである。Aという事物はその第一切断面ではαであるが、もしAが具体的な多様性を有つなら、その第二切断面では無論αであり得ない(例えばβとなる)だろう。Aは矛盾を示すことによって却ってその具体性を示すのである。であるから所謂形式論理はこのような立体的な論理の各切断面に過ぎない。今云ったこの立体的論理、夫は云うまでもなく弁証法的論理に外ならないのであるが、一体この立体性は何を意味するか。

吾々が事物を実際的に処理しようとすると、事物はその諸規定を一つずつ順次に展開して見せる。之は一応勝手な順序であるかのようで実は原理的には、事物そのものの性格に固有なのであり、従って事物がその運動に於て――歴史的に――示す諸規定の展開の順序に対応するものである。