후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
この点が大切である。
と云うのは、マルクス主義の範疇体系が一般に、唯物弁証法であることは知られている通りであるが、之と共軛関係に立つか立たないかは、取りも直さず、自然科学自身の範疇体系をも(唯物)弁証法的なものとして把握するかしないかということである。処で、所謂近代物理学の諸根本概念は、例えば因果関係とか必然性とか偶然性とか確率とかの概念や、又物質自身の概念さえ、もし物理学者が(唯物)弁証法的範疇体系の採用を拒むと仮定すれば、即ち従来の古典物理学的な範疇体系であった機械論を固執すると仮定すれば、拾収すべからざる混迷に陥って了う、それは人々が今日経験している事実である。例えば因果律は放擲されて了うことになり、物理学否自然科学一般の科学的客観性の基礎が危機に瀕するとも考えざるを得なくなる。
こういう危機を脱するためには、そして自然科学を科学的客観性の軌道の上で前進せしめるためには、人々は、意識すると否と、欲すると否とに拘らず、現に(唯物)弁証法的範疇体系を是非とも採用しなければならなくなっているのである。物理学者の多くが(唯物)弁証法的概念体系の使用を宣言しないのは、政治的な反動意識からでないならば、全く彼等がこの概念体系の使用法を知らないか又はまだ夫に慣れていないか、によるにすぎない。