일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいてつがくこうわ

現代哲学講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면

아오조라 문고

であろうと、甚だ非政治的なドストエフスキーの『カラマゾフの兄弟』であろうと、或る限界の内では殆んど同一の強度と深度に於て、人々を捉えるだろう。文学作品はそこでは云わば、普遍的な人間性に訴える高さに於て計られる。だがこの抽象的な普遍的人間性の概念は、それが抽象的であることから当然、或る限界を超えると、もはや役に立たない、機能を使い尽した、標準にまで低下せずにはいない。作品の批判は、単なる受容とは異って、可能的な制作実践を仮定しているものであり、従って一定の判決を宣告する必要を有つのであるが、この判決を下すに当って、トルストイも人間性を刺激し、ドストエフスキーも亦――無論別な仕方でではあるが――同じく人間性を刺激する、では、何も判決の標準がなくなって了う。だからこの場合必要なことは、普遍的な人間性が、より高度の視角から一定のニュアンス――質的相違・対立――を与えられた人間性にまで、即ち今云っていた意味ではもはや普遍的な人間性でないものにまで、止揚されなければならなくなる。と云うことは併し、文学作品が、もはや単にその内部的な尺度だけで以ては計られなくなるということである。