후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
併し現在のジャーナリズムはなおまだ、今日のアカデミーに較べて、取り柄があるように見える。吾々は今まで両者を単純に並べて来たが、実を云えば、両者は同一段階に並んでいるものではない。今日のアカデミーはすでにその役割の終りに近づき、今日のジャーナリズムは今その役割の真最中に於てある。実際、アカデミーは今日、量から云ったら無論のこと、質から云ってさえ益々ジャーナリズムのために蚕食されつつあるのである。そこには歴史の層の開きがある。それはアカデミーの歴史が古くジャーナリズムの歴史が新しいからでは強ち無い、そうではなくて、寧ろ、両者が夫々基いている社会的地盤の歴史的構造から来ると見るべきなのである。事実、吾が国の大学は、それが国家機関である限り多分に封建的な契機を含んでいる。之に反して出版資本は代表的に・純粋に・資本主義的であるだろう。だからアカデミーとジャーナリズムとの連関は、現代の資本主義社会に於ける封建的契機と資本制的契機との錯綜的連関の一つの場合に相当するものなのである。人々はこの二つの契機の内どれが能動的でどれが受動的であるかをすでに知っている。
現在のアカデミーは、夫がもつ歴史的諸契機の規定が、すでに行く処まで行き着きつつある、夫は略々残る処なく顕われて了っている。