일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいてつがくこうわ

現代哲学講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면

아오조라 문고

そこに取り扱われるものは事物ではなくて事物の――主として他事物に対する――意味である、存在自身ではなくて存在の仕方、存在の諸形式であることを忘れてはならない。博士がアリストテレスの『メタフュシカ』に西田哲学の手懸りを見出したのは偶然ではなかった。事物を事物の意味にまで――そして夫が結局事物の意識に迄ということになる――昇華せしめて典型化す処の、この形式主義は、元来、質料的原理を忘れない処の唯物論的やり口の正反対物でなくてはならない。

事物は事物そのものとしてではなく事物の意味としてしか取り扱われない、だからその限り夫は常に象徴的・表現的な性格を脱しない。だから博士は口ぐせのように、「何々という如きもの」という言葉を用いるのである。――そこでこの論理的象徴主義は確かに、一種の唯美主義と関係があるに相違ない。そして多分それは暫く前のわが国に於けるロマンティークから切り離しては理解されないだろう。恐らく現代で一等難解な博士の哲学が、あのように流布して、あのように多くのファンを有つことの出来た理由は、ほぼこの辺にあると想像される。で吾々は茲で、ロマンティークや又唯美主義が、どういう社会的・政治的・意味を持った観念形態であったかを、思い起こせば好い。