후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
げんだいゆいぶつろんこうわ
現代唯物論講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면
としてではなくて吾々に従って「物質」(哲学的物質)として捉えるならば、そうした物自体乃至物質――物の本質――が時間や空間という根本性質を有っているのだ、と考えることが出来ないという理由は消滅する。
なる程物自体は、それが現象する以前の物の本質であるなら、そして時間空間が現象の現象形式である以上、物自体は時間空間と無関係である筈だと一応考えられるが、併し物自体はいつまでもこうした段階に止まってはいないということが、恰も形而上学者の見遁した大事な関係だったのである。実は、物自体はそれが時間空間の形式を取って現象するという処に、やがてその本質の展開があるのであり、吾々はかかる時間空間という認識形式によるのでなければ物自体を把握することが出来ないというのが、単に吾々主観の条件であるだけではなくて、この主観によって認識され得る物自体の根本性質でもなければならぬのである。吾々は物をば、時間空間的なものとして認識することによって、それだけ他ならぬその物の本質――物そのもの――へ接近し、物自体の認識をそれだけ具体化すのである。そういう意味で、時間と空間とは、それから時間と空間との結合である運動も亦すぐそれに続いて、物そのものの、物質の、固有な根本性質だと云うことが出来る。