후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいゆいぶつろんこうわ
現代唯物論講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면
四 日常的空間・結論
吾々は今まで、直観空間に就いても幾何学的空間に就いても、いつもこの問題に行き当って筆を絶って来た。今や大体、この問題の解決の方向を暗示することが出来る。物理的空間は物理学的物質である、だから物理的空間の背後に見られるべきものは又、物理学的物質の背後に見られるであろう処のものである筈だ。物理学的物質の背後に見られるもの、之を吾々はレーニンの言葉を借りて、哲学的範疇としての物質と名づけるならば――一を参照――本質空間はこの哲学的物質に連関して解明出来るに違いない。
四 日常的空間・結論
そこで最後に、空間の本質の問題に来る、併しその前に、哲学が空間の概念をどういうものとして解釈しているかを吟味しよう。なぜなら吾々は、ここに関係して、空間本質の或る独自の――あまり人々によって注意されなかった――一現象形態を見るだろうから。
吾々は直観空間とか幾何学的空間とか物理的空間とかが、何れも空間という唯一本質の夫々の現象形態に過ぎないだろうことを見た。それは吾々が空間の問題を取り扱おうとすると、空間概念を持とうとすると、どうしても心理学とか幾何学とか物理学とかいう特殊科学の特殊の立場を踏み越えて、一般理論的――哲学的――な立場へ移り行くことを強制される、のを知るからであった。