일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みやもとむさし

宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,809자 · 369화면

아오조라 문고

――また、佐々木小次郎は頻りと口笛をふいて、懐中に飼い馴れたれいの小猿を呼んでいた。

口笛を聞くと、小猿はどこからか現われて、彼の肩へとびついた。――ぜひぜひ四条の道場へ来て逗留してもらいたいというので、吉岡清十郎は自分の乗馬を小次郎へすすめたが、小次郎はかぶりを振って、

「それはいけない。私はまだ青くさい一介の若輩だし、貴公はいやしくも平安の名家吉岡拳法の嫡男、門人数百を持つ一流の御宗家だ」

と、馬の口輪を取って、

「遠慮なくお召なされ、ただ歩くより口輪を取って歩いたほうが歩きよい。おことばに甘えて、しばらくのあいだお世話にあずかるとして、京都までこうして話しながらお供いたそう」

傲慢不遜かと思うと、礼儀もわきまえている小次郎だった。――やがて今年も暮れて初春を迎えるとすぐ、宮本武蔵なる人間と出会わなければならない宿題を持つ清十郎は、折からこの小次郎という人物をわが家へ迎える機縁をひろって、何かに心づよい気がして来るのだった。

「ではお先に失礼して、足の疲れたころには代るといたそう」

彼もまた、そう礼儀をして、鞍の上へ移った。

山川無限

一

東国での名人として、塚原卜伝や上泉伊勢守の名が代表されていた永禄の頃には、上方では京都の吉岡と大和の柳生の二家が、まずそれに対立したものと見られている。