일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みやもとむさし

宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,809자 · 369화면

아오조라 문고

三

その霜が消えて、道のぬかるむ頃から、銅鑼だの、太鼓だのが、そこでは鳴り出す。

師走の忙しない人々が、案外のん気な顔して、冬日の下にいっぱいに群れていた。いとも粗雑な矢来を囲って、外からは見えないようにそれへ筵を張り廻してある人寄せの見世物が、六、七ヵ所に紙旗や毛槍を立て、その閑人の群れへ呼びかけて、客を奪い合う様はなかなか真剣な生活戦だった。

安醤油のにおいが人混みのあいだを這う。串にさした煮物をくわえて、馬みたいにいなないている毛脛の男たちがあるし、夜は、白粉を塗りこくって袖をひく女たちが、解放された牝羊みたいに、ぼりぼり豆を食べながら繋がって歩いてゆく。野天へ腰かけを出して、酒を汲んで売っている所では、今、一組の撲りあいがあって、どっちが勝ったのか負けたのか、後へ血をこぼしたまま、その喧嘩のつむじ風は、わらわらと町の方へ駈け去ってしまった。

「ありがとうございました。だんな様が、ここにござったで、器物は壊されずにすみましただ」

酒売りは、何度も、又八の前へきて、礼をくり返した。

その礼ごころが、

「こんどのお燗は、あんばいよくついたつもりで」

頼まない肴物まで添えてくる。