일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みやもとむさし

宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,809자 · 369화면

아오조라 문고

怨敵

一

それも知らいで、撲ったり蹴ったりは何事じゃ、このあわて者めが!」

怨敵

一

町中の森である。おぼろに常夜燈がまたたいていた。

「こう来やい」

お杉隠居は、又八の襟がみを抓んで、往来からそこの境内まで引きずって来た。

婆の権まくに驚いたとみえ、弥次馬はもう尾いて来ない。殿として、鳥居の下で見張っていた権叔父も、やがて後から来て、

「婆、もう折檻はせぬものだぞ。又八とて、もう子どもではなし」

母子の手と襟がみを、もぎ離そうとすると、

「何をいうぞい」

隠居は、権叔父を、肱で突き退けて、

「わしが子を、わしが折檻するに差し出口など、要らぬお世話、おぬしは黙っていやい。――こ、これっ、又八っ」

泣いて欣んでもいい場合を、この婆は憤怒して、わが子の襟がみを、大地へ小突き廻している。

老人になれば誰も単純で気短かになるという。今の場合の複雑な感情は余りにも枯渇した血には強烈すぎたのであろう。泣いているのか、怒っているのか、狂喜の変態なあらわれか。

「親のすがたを見て、逃げ出すとはなんの芸じゃ。汝は、木の股から生れくさったか、わしが子ではなかったかよ。――こ、これッ、ここな呆ぼけ者奴が」