일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みやもとむさし

宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,809자 · 369화면

아오조라 문고

冬の蝶

一

「もう泊るの?」

「いえ、まだ」

「こんなに明るいうちから旅宿屋へついてもつまらないから、もっと歩こうよ。あっちへ行くと、市が立っているらしいよ」

「市よりも、大事な御用が先じゃありませんか」

「御用って、何の御用」

「城太さんは、伊勢から自分の背中につけて来たものを忘れたんですか」

「あ、これか」

「とにかく、烏丸光広様のお館へうかがって荒木田様からおあずかりの品をお届けしてしまわないうちは、身軽にはなれません」

「じゃあ今夜は、そこの家で泊ってもいいね」

「とんでもない――」

お通は、加茂川を見やりながら、笑った。

「やんごとない大納言様のお館、どうして虱たかりの城太さんなんど、泊めてくれるもんですか」

冬の蝶

一

預かり中の病人が、寝床を藻抜けの空にして、紛失したとあっては、これは責任上、かなり驚いていい事件である。

けれど、住吉の浜の旅籠では、病人が病気を作った原因をうすうす知っていたし、無断で出て行った病人も二度と、海へ駈け込む惧れはないものとして、ただ一片の知らせを、京都の吉岡清十郎へ飛脚で出しておいたまま、追手のなんのと、いらざる苦労はしなかった。

――さて、そこで。