일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みやもとむさし

宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,809자 · 369화면

아오조라 문고

――失礼だが、貴公は、何流を学ばれたか」

剣術のことになると、自然、藤次はこの乳臭児を見下げずにいられなかった。

美少年は、ちらと、彼のそういう尊大な顔つきへ、瞳をひらめかせ、

「富田流を」

と、いった。

「富田流なら、小太刀のはずだが」

「小太刀です。――けれども何、富田流を学んだから小太刀をつかわなければならないという法はありません。私は、人真似がきらいです。そこで、師の逆を行って、大太刀を工夫したところ、師に怒られて破門されました」

「若いうちは、えて、そういう叛骨を誇りたがるものだ。そして」

「それから、越前の浄教寺村をとび出し、やはり富田流から出て、中条流を創てた鐘巻自斎という先生を訪ねてゆきますと、それは気の毒だと、入門をゆるされ、四年ほど修行するうち、もうよかろうと師にもいわれるまでになりました」

「田舎師匠というものは、すぐ目録や免許を出すからの」

「ところが、自斎先生は容易にゆるしを出しません。先生が印可をゆるしたのは、私の兄弟子である伊藤弥五郎一刀斎ひとりだという話でした。――で私も、何とかして、印可をうけたいものと、臥薪嘗胆の苦行をしのんでいるうち、故郷もとの母が死去したので、功を半ばに帰国しました」