일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みやもとむさし

宮本武蔵(一)

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(一)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 231,525자 · 463화면

아오조라 문고

と、これはぬうとしているに似げないさッぱりした返辞だという。

(上げろ)

と一人が口を切ったのが始まりであった。道場へ通して、片輪ぐらいにして抛り出すつもりであったのだ。ところが、最初の立合いに、片輪は道場側の方に出来てしまった。木剣で腕を折られたのだ、折られたというよりがれたといったほうがあたっている。皮膚だけで手首がぶら下がっているほどな重傷だった。

次々に立ち上がった者が、ほとんど同様な重傷を負うか惨敗を舐め尽してしまったのである。木剣とはいえ床には血さえ滴った。凄愴な殺気はみなぎって、たとえ吉岡の門人が一人のこらず斃れるまでも、この無名の田舎者に誇りを持たせたまま生かして帰すことはならなくなった。

(――無益であるからこの上は清十郎先生に)

と当然な乞いのもとに、武蔵はもう立たないのであった。やむなく、彼には一室を宛てがって待たせておき、清十郎の行く先へは使いを走らせ、一方では医者を迎えて、重体の傷負い数名を、奥で手当てしていた。

その医者が帰ると間もなく、燈火のついた奥の部屋で傷負いの名をよぶ声が二、三度聞えた。道場の者が、駈け寄ってみると、そこに枕をならべている六名の者のうちで、二人はもうこときれて死んでいた。