일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

「ここは渡し場じゃねえわさ。たまに魚を漁りに出る舟が着くだけでね」

「では、梁山泊へ渡してもらうわけにもゆかんか。はて、弱ったな」

「梁山泊へおいでのつもりかい」

「そうだ」

「ふうん……?」と、おやじはいよいようさんな眼をして。

「どこで聞いたか知らねえが、梁山泊へというからにゃあ、おめえはお上の目明しか、それとも何かべつな目あてでもあってのことか。あそこへ渡ったがさいご、ただごとじゃあ帰られねえぜ」

「そこは合点だ。じつはな亭主。その梁山泊の頭領あてに、こんな添え状をもらってきた者なんだが……」と、柴進の手紙を示すと、おやじはその上わ書と彼の姿をじっと見くらべ、急に物腰をあらためてこう言いだした。

「いや、お見それ申しやした。滄州の柴旦那のご手蹟に間違いはねえ。どうもとんだご無礼を。……ようがす、いますぐ迎えの舟を呼びますから、もう一杯、そこで寒さ凌ぎを飲っていておくんなさい」

茶店の亭主とは、そも何者ぞ。これもまた山東梁山泊の耳目として、ここに仮の生業をしている手下の一員には相違あるまい。

小屋の奥へ隠れたと思うと、彼は一張りの弓を持って現われ、大きな鏑矢をつがえて、はるか水面遠き芦荻の彼方へ向って、びゅっんと、弦をきった。