일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

――それも百姓漁夫の首ではいけない。役人なり然るべき武士の首だぜ」

「心得た」

夜は山寨の宛子城で、彼は客としての歓宴に囲まれた。けれどその酒宴中でも、王倫の態度はどこかよそよそしい。林冲も彼の人物を観て「……ははあ、この人は嫉妬ぶかくて、狭量らしい。自分のごとき前歴の人間をここに置いて、将来、首領のお株を奪られでもしてはと、惧れているに相違ない。そんな小人の下にはいたくもないが、さて、天下ほかに身のおくところもない身だし……」と、独り愉しまぬ色をつつんで、三日以内の約束を、観念していた。

次の日、彼は身仕度して、長巻の野太刀を一本ひッ提げ、道案内の雑兵に舟を漕がせて、山東済州街道に渡った。

第一日は、人にも会わなかった。

二日目は雪晴れの好晴で、「――今日こそは」と、路傍に潜んだり、林の中をカソコソと彷徨っていたが、見かけたのは、黄昏れごろ、家路へ帰ってゆく貧しげな漁夫と、子供づれの百姓夫婦だけだった。

「限られた日は、あと一日きりだが」

疲労と焦躁に、林冲の眼は、すっかり獣じみていた。すると昼少し過ぎ、その眼にとまった一個の旅人がある。――やや勾配の急な雑木山の道を、大きな旅梱を担いで、こなたに降りてくる人影なのだ。