후리가나로 읽는 일본 고전
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
さて。話を元へ返すとしよう。
――新皇帝の即位とともに、高もまた、朝に入って、帝の侍座となったのはいうまでもない。毬はついに九天にまで昇ったわけだ。
そして、帝の重用はいよいよ厚く、彼の上には栄進が待つばかりで、やがて幾年ともたたないうちに、殿帥府ノ大尉(近衛の大将)とまでなりすましてしまった。
ときに、その叙任を見てから早々のことだった。
高は、禁門八十万軍の軍簿を検して、部班の諸大将から、旗幟や騎歩兵を点呼するため、これを城の大練兵場にあつめたが、その日、彼は、
「はてな」
と、巡閲中の駒をふと止めて、鉄甲燦然と整列している諸将の面々を見つつ、何かいぶかしげな顔をした。
「軍書記」
「はっ」
「おかしいな。もういちど、その花簿(職階の名簿)を読みあげてみい」
「はっ」
随身の一名が、軍奉行から簿を取って、列将の姓氏をふたたび点呼してゆくと、簿名にはありながら、ここには見えない一将があった。
「それみい、一名欠けておるではないか。今日の閲軍に、あるまじき不届きな沙汰」
「何とも恐れいりまする」
「かかる軍紀の弛みが見ゆればこそ、皇帝も特にこの高※(「にんべん+求」