일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

……このとおり、書類の写しもこれにあり、他人同様な宋江のこと、一切知らんと申して受けつけません」

知事はむしろ、ほっとした顔いろである。

「ふふむ、そうか。左様な証拠があるとあっては、無礙に老父や弟を拘引もなるまい。宋江の追捕は、懸賞金をかけて、ひろく他を捜させることにしよう」

もちろんこれは張文遠の服従するところではない。二、三日すると、裏面から彼に突ッつかれた閻婆が形相をかえて県役署へやって来た。そして知事室の外でがんがんわめきたてた。

「へん、なにが知事様かよウっ。知事面しくさってよ。人殺しの下手人ひとり捕まえられんのかい。それも眼の前にわかりきっている悪党をさ!」

婆は図にのッて、いよいよ声をあららげたり床を踏み鳴らした。

「ひとの身にもなってごらん。娘を亡くしたこの婆は、このさき誰に食わしてもらうのさ。役署で食わしてくれるかね。それも出来まいがよ。それも出来ず、犯人も捕まえず頬冠りしていようというなら、もういいよ。婆にも婆の考えがある。――ほかの奉行所へ行って訴え出るのさ。そこでもいけなければ都へ行って、おそれながらと、大官のお輿へ直訴してでも、この讐はきっと取ってみせずにおくもんか」