후리가나로 읽는 일본 고전
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
「なるほど」
「第二は、青州清風寨の小李広、花栄。――次には白虎山のご隠居と、そのご兄弟なども頼って行けば、どうにかして下さるとは思われるが」
「平常、おつき合いも広いあなた。そうした先にはご心配もありますまい。とにかく早速、身仕度だけでもしておいでなさい」
と、朱同は別れをつげて地下室から上へ戻った。そして雷横とともに、なおそこらを愚図ついたあげく、一度門外へ出て、手下の捕手へわざと仰山な身振りで言った。
「宋江は早やここにはいない。邸内隈なく検めたが何処にも見えん。あとは屋根裏と床下だけだ。念のためそこを捜せ。その間におれたちはもういちど宋老人を糺問してみる」
やがてその宋老父を拉した朱同と雷横は、いぜんの持仏堂へ入ってかたくそこを閉め、密々声をひそめ合っていたのだから、ここではどんな相談事が成り立っていたかわからない。
捕手たちは正直に、その間、屋根裏やら床下を這い廻った。もとより何の異状もない。そうこうするうち夕方になると、宋家では、酒肉を盛って彼らを饗応し、またそれぞれにそっと銀子をつつんだ袖の下を賄った。宋朝治下の上から下まで、こんなことは通例だった。