일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

兄へもわび、また、嫂にも傷をつけないように武松は下げないでもいい頭を下げた。さすが金蓮もちょッぴり沁んみりした容子。階下では隣の王婆さんがお料理が出来ましたよと告げている。さっそく酒盃や皿数が並ぶ。しばしの別杯というので、その夜は三人仲よく杯を交わしていたが、やがてのこと。

「ときに兄さん。嫂さんもそこにいて、一つ、とっくり聞いておくんなさい」

武松はいつになく改まった。兄夫婦へ面と対って、こんな態度は初めてなのだ。

「――生まれ故郷の清河県でもそうだったが、この街でもそろそろ兄さんを小馬鹿にする餓鬼どもの声が立っている。饅頭売りの人三化七だとか、ぼろッ布れの儒人だとかろくな蔭口を言やあしねえ。小耳にするたび、畜生と俺あ腹が立つ。俺にとっちゃあ血を分けたたッた一人の兄さんだものな……。だが、やくざの俺と違って兄さんときたら、天性のお人好しだ。世間に苛め抜かれても苛め返すことなんざ知らねえんだ。それがまたいいところさ。だがね兄さん」

武松は自分の声に自分で瞼を熱くした。兄の武大は首を垂れる――。どっちが兄か弟かわかりゃしないと、金蓮は横目で見ていた。