일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

特に武松が眼を熱くしたのに、例の“隣近所ノ衆”が見送りのうちに交じっていたことだった。それさえあるに、中の一人が出て来て、武松の手へ、

「どうか、これはあなたが、お旅先でお費いなされて下さいまし。とても私たちには、冥利が悪くッて、お頒けいただくなんてことはできません」

とかなりな額の金を渡した。

「えっ? ……これはなんです」

「お兄さんの家と、悉皆の家財道具を売り払ったお金ですよ。あなたは、近所の者で頒けてくれと仰っしゃいましたけれど」

「だれも取ってくれないんですか。それじゃあ皆さんへ、ご迷惑のかけッ放しになってしまう」

「とんでもない。お科めなしの言い渡しだけで、みんなほっとしておりますよ。考えてみれば、私たちも、武大さんにとって、近所効いがなかったというもんです。なんでその上、こんなお金をいただけましょう。どうかまあ、孟州の刑地でも、お体だけは大事になすって下さいまし」

牢城の管営父子、武松を獄の賓客としてあがめる事

季節はもう六月の初夏だった。武松、つらつら思うに、ここ七、八十日は悪夢の如く過ぎていた。人生測りがたし。明日はどんな日が孟州の先に待つことか。