일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

歓楽終って、月も傾き、人もすべて眠りに入った。彼は自分の小部屋で前後不覚に横たわっていたが、ふと目がさめた。――奥の方で、きれいな声が、一ト叫び、

「泥棒ッ……」

と、聞えたからだ。

がばと、武松は刎ね起きた。彼の主人思いな良心は、聞きのがしをゆるさない。長い廊を一足跳びに馳けて行った。すると奥庭の欄の階段に、玉蘭が倒れていた。玉蘭は指さして、

「あっちです。曲者は。……早く行って」

と、息も絶え絶えにせきたてる。

武松は身を転じて、大庭の暗い松林の中へ走りこんだ。とたんに、もんどり打ッたのは、蜘蛛手に張ってあった罠の一条に足もとをすくわれたものらしい。起き上がるまもなく、無数の衛兵に圧しつぶされ、うむもいわせず、高手小手に縛られていたのであった。

城鼓の乱打は枯葉を巻き、武行者

は七尺の身を天涯へ托し行くこと

一夜のうちに、観月の楼台の夢は、暗湿な奈落の穴の、現実と変った。

ここは孟州奉行所の地下牢か。

すべて、いまだに、武松自身には、不可解千万だったが、ぶち込まれるさい、奉行から読み聞かせられた罪状はなんとも心外で忘れえない。

其方コト。

日頃、総督ノ愛顧ニ狎レテ、トカク盗ミヲ働キ、ソノ※品ヲ、自己ノ小僕部屋ニ匿シオキ、十五日夜半モ又、夫人ノ深窓ヨリ金銀珠玉ヲ盗マントシテ、ツイニ衛兵ノ手ニ縛サレタリ