일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

思ってもみろ。かつてこの宋江が、危難を助けてやったのに、その恩をアダで返し、ために以後の大きな禍いをよび起した毒婦ではあるまいか」

「毒婦結構、先生の前ですが、河豚にはまた、河豚の巧味がありましてね」

「でも生涯の伴侶にするものではない。おまえはいいにしろ、周囲に不和と不慮のいざこざが絶えぬ。たとえば秦明の家族があえない死を遂げたなども、もしこの女がなかったら、起りうる事件ではなかったろう」

こう二人の間で“毒婦問答”が交わされている隙に、後ろで突然、劉夫人の絶叫が聞えた。――あっと王矮虎がふりむいてみると、女はすでに乳のあたりに短剣を突き立てられて鮮血のなかに仆れていた。

「矮虎、いい加減にしろ」

叱ったのは兄貴分の燕順である。矮虎は、首を垂れてしまった。

だがべつに、ここは女禁制の世界というわけでもない。矮虎も恰好なのをそのうちに見つけるサと皆してなだめ、また宋江は、秦明の癒えない孤愁を思いやって、自分が媒人の労をとり、花栄の妹を、秦明の妻にめあわせた。その儀式や祝宴がまた両三日つづいたのである。

「やあ、こんどこそは、大がかりな官兵の討伐がやって来ますぞ」