일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

「……そうだ、童女も仙童にちがいない」

心の奥で思いながら、宋江は楼台を上ってさらに深い所の殿前にぬかずいていた。どこやらに聞える仙楽も喨々と世の常ではない。朱の柱に彫られてある龍鳳もともに嘯くかとあやしまれ、やがて珠の簾のうちに、薫々たる神気がうごいて、

「星主、お久しぶりでした。ここへおいでの上は、おへだてには及びませぬ。どうぞこなたへ」

きれいな声が、さも親しげに呼びかけて、そこの簾をさらさらと高くかかげさせた。

宋江は身をすくませて、一そう懼れた。

「これは下界の、はしたなき男にすぎませぬ。なんでかような神界へ、まぎれ参ったものでしょうか。どうぞ、ご憐愍をもって、お帰し下さいますように」

「ホ、ホ、ホ、ホ」

女神は玉をまろばすようにただ笑った。そして四人の仙童に命じ、たって宋江に御簾内の席をすすめた。錦繍の椅子であった。

やっと、ややおちついて四壁をみると、龍燈、鳳燭の光は、碧と金色を映え交わし、二列となっている仙童女は、旌、香瓶、笏、供華などをささげていた。

そして七宝の玉座のお方こそ女神のきみか。おん鬘に高々と、飛ぶ鳳凰、九ツの龍、七彩の珠などちりばめた金冠を載せ、天然無双の眉目のおんほほ笑みを、まばゆいばかりに、こぼしておられる。