일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

さもあろうと、これは信じられる。

叔父と甥だが、年ばえは二人とも大しては違っていない。叔父の淵には出林龍とアダ名があり、甥の潤は、あたまの後ろに瘤があるので独角龍と世間で異名されている。

ともに莱州の産れだが、武芸はいずれ劣らない。慨世の気があり過ぎてかえって世に容れられぬ狷介の男どもだ。わけて甥の方はムカッ腹立ちの性分で、かっとなると何へでも頭でぶつかッて行く癖がある。かつてその瘤頭で松の木をヘシ折ったなどの話さえ持つ独角龍であった。

しかしこの淵、潤の二龍にも、苦手な者がないではない。それは城内の守備隊である。「そいつに出て来られたら……」と、いささか怯む風が見えなくもなかった。すると孫新が胸をたたいて請け合った。

「その心配はまず無用だ。じつは守備隊にはてまえの実兄孫提轄という者がいる。その兄も呼んでひとつ事を打明けてみましょう。切るに切れない血肉の仲、敵に廻る気づかいはございませんよ」

その夜。孫新は店の若い者を城内へ使いにやった。――女房の※大虫がとつぜん発病して危篤におちた。一ト目会いたいといっている。夫婦ですぐ見舞に来てくれ。――こう出たら目な迎えをやって兄の孫立と嫂とを驚かしたものなのである。