일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,758자 · 383화면

아오조라 문고

といえよう。

「やすめ。馬に水飼え」

「そのあいだに、全員は腰兵糧を解け。ただし、村口の哨戒に当っている隊は、交代で休息するように」

「また南条からこれまでのあいだに、途中から御陣列に加わった後入りの組は、さっそく到着を認めて、その人員名簿を、ここの出立までに、本隊の祐筆まで差出しておくように」

柳ヶ瀬山中の一村は、いま人馬で埋められていた。

ここから西すれば京都方面へ。東すれば余吾の湖を経て、江州長浜街道へつづく。

全軍が駐まると、勝家の主隊から命をうけ立ち別れた部将たちが、声を張って、前後の部隊にそれぞれ令を伝えていた。

次から次、次から次へ、令は令を伝えて忽ち全軍に届いたように思われたが、なお未だ北の方の登りを、蟻のごとく陸続と、これへ向って行軍中の後続隊もあるらしく、前隊との聯絡をとるための法螺貝が遠く夏山のはるか下の方に聞えているので、ここでもたえず法螺貝をもってそれに答えていた。

この辺一帯の山地を総称して柳ヶ瀬といっているが、くわしくいえば近江伊香郡片岡村。そして今、大将柴田勝家が馬をとどめた所は、椿坂のほとりで、小さい神社の境内だった。