후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
山本 笑月의 明治世相百話(めいじせそうひゃくわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 128,862자 · 251화면
写真界の幼稚時代、どういう関係か、江崎、北庭を初め写真屋が、今の三区五区、観音裏から花屋敷横丁に軒を並べて二十余軒、もっともその間に茶店に楊弓店も交っていたが、まず大体は写真屋街、右二軒の先駆者をはじめ、岸尾、渡辺松林堂、谷、松崎など一流二流、それ以下が例の引っ張りを置いて客を呼ぶ。
煉瓦造りの江崎は別として他はペンキ塗りの洋風擬い、三尺の入口に更紗の暖簾、左右は箱形の硝子張りへ見本の写真、はいるとすぐ人力車の蹴込みのようなリノリウムの敷いてある撮影場、古風な椅子の背後に、床屋の首当てのような横木がついて客の首をそれへ当てて安定させる。江崎がひとり率先して速取り機械を用いたものの、他はすべて旧式一方、小児など撮す時は一層時間がかかって大騒ぎ、ふり鼓をガラガラやって見せるやら、ラッパを吹いて賺すやら、客も技師も大骨折り。
この種の門並写真屋は、表に人が立つと引っ張りの男がたちまち暖簾の陰から現われて「一枚お土産にいかがさま、硝子撮し十五銭からお安く致しておきます。如何さま如何さま」とうるさく引っ張る。田舎者などは袂を押えられてまごまごする、当時は硝子撮しという簡便の写真、小型の桐箱へ入れて即席に仕上げて渡す。