후리가나로 읽는 일본 고전
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えどさんごくし
江戸三国志
吉川 英治
吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면
可笑くもあるが実際腹も立って、思わず雲霧が怒鳴りつけました。
雲霧に叱られて、率八はやっと泣き黙りました。そして、話すのではなく、訴えるが如く言うのを聞き取ると、四ツ目屋と彼は顔を見合って、
「それじゃ親分は、お蝶と一つ舟で大川へ逃げたと言うのか。なんのこった、おれ達は足を棒にして探していると言えば、飛んだ道行と洒落ていたんだぜ」
「そんな親分じゃなかったが、鼻寺以来、お蝶に少しどうかしているな」
「何しろ率八がいい災難だ」
「可哀そうに、てめえを捨てて、お蝶を連れて逃げた親分の心が、おれは憎い」
憮然として、不平を言葉に鳴らしました。
「とにかく、落ちた先を探そうじゃねえか」
「親分のか?」
「そうよ」
「また、お手軽にゃ分るめえぜ。甲州でドジを踏んでから、仲間の連絡も支離滅裂だ」
「その心棒になる親分が、眼色の異った小娘の擒人になってしまったんだから、戦にすりゃ散々な敗北だな」
親分が悪く言われるのを、率八は辛い顔をして聞いておりましたが、そのままにして置くと、何処まで辛辣になるか知れないので、
「ねえ、四ツ目屋の兄哥、親分に会おうと思えば、いつでもじきに会われますぜ」