일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

いかにも、心からくつろいだように、九兵衛はさりげなく煙草入れを抜きとって、ゆうべからの暗中飛躍などは、みじんも顔にあらわしておりません。

強いて彼の行為を知っているものが、仔細に彼を注意していれば、口へきせるをくわえた時、庭先で鯉を料理していた八助へ、ジロリと意味ありげな一瞥を投げましたが、それとて日本左衛門の烱眼にさえ、少しも怪しげに見えなかったくらいなものです。

「時に秦野屋、ちょうどいい所へ来てくれた。実は今親分から、思いがけないことを打ち明けられて、おれ達のような若い者じゃ、相談相手になりそうもなく、弱っていたところなのだ」

日本左衛門は笑いながら、そばから語尾を引き取って、

「仁三のように、そうしかつめらしく聞かれては困る。実はな、九兵衛」

「へい」

「軽い気持で聞いてくれ――夜光の短刀をさがす上に、とかく邪魔になるやつを片づけてしまおうと、おめえをはじめ皆にも役割をきめて今日までだいぶ手をつくしたが、こいつあおれのしくじりだった。明らかに日本左衛門の心得ちがいに相違なかった。なるほど、盗賊としての四ツ目屋や雲霧は、どんな離れ業でもやってのける、たしかに一人前以上の才覚はあるが、さて、人を殺すという仕事は、すこし性質が違っている。