일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

で、尺取のやつのように、かえって向うのわなに墜ちたりなんぞするというもの。おそらくは、おめえのような巧者にして、金吾を狙ってみるとなれば、物を盗む仕事とはだいぶ勝手が違うだろうと思うのだ」

「なるほど」

九兵衛は煙管をしゃに持って、とっくりと耳を澄ましていた。

「で、おれのうけ持ったお蝶だが……。あれにしても、殺せるまでにこぎつけるにゃ、それ相応に骨が折れた。しかし、おれはたしかに、そこまではこぎつけた」

と、稲吉や新助の怪しむ顔を見廻して、

「――実をいうと、この間の晩、甲府の或る裏町で、おれはお蝶を殺すばかりにしたのだ。そこは、蜻蛉売りの久助というやつの家だった。その久助は、山岳切支丹族のなかまの一人で、秩父か赤城のやつらの会堂へお蝶をつれて行こうというので、その晩こっそりと相談をしていた」

「親分、お話し中ですが……」

「ウム、何だ」

「その山岳切支丹族というのは、一体どういうものなんです」

「この世間では絶対に信仰のゆるされない切支丹。どうしてもその宗門を裏切れない信徒。寛永の邪宗門狩以来、山のなかに逃げこんで山の会堂に子孫をつくっている伴天連の血脈。