일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

――それが、出会いがしらの驚きに、急に口をつぐんで、そこから岐れている道を、逃げるように、南の方へ曲ッて行ってしまいましたが、万太郎は、ふとその娘たちの髪に不思議なものを見たのです。

一本ずつの銀のかんざしです。敢て、銀のかんざしの珍しかった訳ではありませんが、それが十字のかんざしであったのが、せつなの瞳にはッとした懐疑をもたせました。

――東、双子山ヲ経テ高麗郷二至ル。西、天目山、鳥首ヲ越エテ天童谷ヨリ甲州路――

駆けながら見て通った岐れ道の道しるべには、どうやらこう記してあったように読まれましたが……今は何を振顧っているいとまもない。

「お――いィ」

と、金吾は声をからして手をあげているし、釘勘も今は口もきかずに、彼に添って疾風を衝いて急いでいる。

――と声が届いたか、先にゆく編笠の影がやがて高原の真っただ中に、笠のつばを抑えてクルリとこっちへ振り向きました。

空には迅い灰色の雲が、絶えず北から東南へうごいています。

千蛾老人は早寝の早起で、もう奥の間の燭を消してやすんでいますが、月江とおりんは、この静かな、そして長夜の秋を、寝ようとしても惜しまれて寝られぬふうです。