일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

かくて、盆地の底から揚る黒煙は、その日の夕刻になってもやみません。その翌日もいちめんな煙が雨雲のようにひろがって、金盥を灼いたような太陽がドンヨリとこの山中に存在していました。

いわゆる、火の性質は山火事というものに変って行ったのでしょう。それから後、幾夜も幾夜も、この奥秩父と裏天目の北にあたる空の上に真ッ赤になって見えている。

しかし、やがて里よりは一月も早く、そこへサラサラと降って来た雪みぞれに、さしもの火勢も衰えて、秩父あたりで怪し火と騒いだ噂もやみました。

それから後――約十数日。

里へ着いた秦野屋九兵衛の話したところによって、釘勘から甲府の柳沢家へ人数のくり出しを頼み、日どりを諜し合せて、甲府と高麗村から挾撃的に捕手を出し、寒さを冒し天童谷をうかがってみた事がありました。――けれど日はすでに遅く、そこはいちめん真っ白な八寒の盆地でありまして、その雪渓の底から人骨の如く腕を空へ伸ばしている焼木の梢に、一羽の雷鳥が雪をちらして飛んだのを目撃したほか、人はおろか、生物と名のつくものは虫一匹見あたらなかったと申します。

吹上異変

早いもので、と言うのは誰もが口癖に出る師走のことばで、その年も暮れると、明くる翌年は正徳五年です。