일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はいいろのきょじん

灰色の巨人/魔法博士

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 灰色の巨人/魔法博士(はいいろのきょじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 156,085자 · 312화면

아오조라 문고

小林君は、あいてに気づかれぬように、そのあとをつけました。

百メートルほど歩くと、女中は立ちどまりました。そして、人待ち顔に、その暗いところに、じっと立っています。

すると、木の枝をガサガサいわせて、そこのしげみの中から、なにものかがあらわれました。遠くの街灯の光が、かすかにてらしているだけですから、その人間の姿は、はっきりは見えませんが、ふつうの人間の倍もあるような、よく太った大きな男でした。うすいオーバーをきて、ソフトをかぶっています。

女中はその大男に、宝石の新聞づつみを手わたすと、そのまま、もときたほうへもどっていきます。小林君は、見つけられてはたいへんですから、いそいで、そばの木のかげにかくれました。そして、これからどうしたらいいかと、ちょっと、考えましたが、女中のほうはかまわないで、新聞づつみを受けとった男を、尾行することにきめました。

男はむこうのほうへ、大またに歩いていきます。小林君は、その十メートルほどあとから、見うしなわぬように、ついていくのです。

少しむこうに、街灯が立っています。男がその街灯の下を通るとき、小林君は、男の姿を、はっきり見ましたが、ハッと、あることに気づいて、思わず息をのみました。