일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいてつがくこうわ

現代哲学講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면

아오조라 문고

ごく罪のない政治的な反動意識が、如何に彼の物理学的認識を妨げているかを見るが好い。

哲学に於て唯物論と観念論とが階級的な対立をなすように、社会科学に於ては唯物史観と反唯物史観――観念史観・「第三史観」等々――とが階級的対立をなす。それと全く共軛的に、自然科学に於ては自然弁証法的範疇体系と機械論的範疇体系とが対立するのである。之が所謂自然科学の階級性であり、社会階級自身の優劣がそこでは自然科学自身の範疇体系の優劣となって検出されて来るのである。

自然科学が――尤もどの科学でもそうなのだが――単に一つの理論体系であるばかりでなく、同時に又一つの歴史社会的存在だという点を具体的に分析して見ることによって、この理論体系自身がどんなに歴史社会的な制約を受けているかが、判ったと思う。だが自然科学のこの歴史的社会的制約は、やがて逆に、社会に於て自然科学が受け持つ処の役割に外ならない。

自然科学の唯一の社会的使命は、要するにただ一つの単純なことに尽きている、夫は云うまでもなく自然的諸存在の自由な――科学的な――研究に外ならぬ。だがこの一つの単純なことが、具体的には決してそれ程単純ではない。