후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
本当の問題は然るに、恐らく二つの集団(階級)の二つの一般的意見の、どれが一体世論として支配的になり得るかということに存する。そこにこそ初めて新聞紙の世論機関としての機能もあるのである。
新聞紙・雑誌・其の他の出版物及び其の他に表われた言論及び行動を材料としてしか、世論を突き止める手懸りは得られないが、人々がそういう材料を正当に使い得るためには、世論の階級的対立という事実を規範にすることが絶対に必要である。そうしなければ、元来世論は一つのものではなくて対立的なのであったから、二つの対立した世論は相殺し合って何の世論も残らなくなって了うだろう。それでもなお何か世論を掴み出すことが出来ると考えられる場合は、世論は実証性を欠いて神秘的手続きを以てかつぎ出されたものに他ならないだろう。無論そういうものは世論でも何でもないのである。
最後に併し最も大切な点を見落してはならぬ、世論が階級的に対立すると云ったが、単に併存しているものは何も対立などしているのではないので、対立と云えば二つの世論の間の闘争が必ず之に伴わなければならない。世論は階級の一般意見であって、個人の見解ではないから、世論と個人の見解との間にもいつもこの種の闘争があるのであるが、そしてJ・S・ミルはこの点に就いて思想と論争の自由(出版の自由)の必要を説い