후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
実はこういう概念の体系――理論――があって初めて、発達した系統的な自然観察や組織的装置による実験や物質的な意味を持つ数学的操作も行なわれることが出来るのである。波動による所の干渉圏の実験は、科学の素人にとっては単に多彩な色の知覚にしか過ぎない、之が波動の存在を示す実験として成立するためには、すでに波動の一定理論がなくてはならないのである。
だがこの概念の体系――理論とは之だ――は無論、科学者が個々の概念を構成しそしてそうやって出来上った諸概念を更に一つの体系にまで構成するという手続きによってしか与えられない。それは自然科学者が自然に就いて持つ処の広い意味に於ける経験――心理学的な知覚や科学上の知識や学徒としての体験――に頼る外に道はないのであるが、併しそのことは取りも直さず、科学者が自分の(又他人の)経験を追跡し得るような論理を有っていて、その論理の糸を具体化しながら手繰って行くということに外ならない。だから自然科学の例の概念の体系を支持しているもの、即ち自然科学の理論を成り立たせるもの、即ち又概念と概念との間をつないでいる処のものは、終局に於て、具体化され行くこの論理だということになる。