후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいゆいぶつろんこうわ
現代唯物論講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면
今は別にこの問題をどう決定しようというのではない。その場処でもなければ又私にその条件も備わっていないからである。だがその際、文学又一般に芸術に於て、世界観と方法(芸術だから制作方法乃至創作方法)との区別・対立・連関・が注目の焦点に持ち出された。そこを今注目しなければならない。
今日のわが国の平均的な文化水準から云うと、芸術の内でも一等一般的に興味を持たれているものは、云うまでもなく文学であって、之に較べれば、実際問題に面接するには一時も忽せに出来ない筈であるのに、科学の知識はずっと大衆の関心を唆ることが少ない。併しそれにも拘らず、芸術特に文学と、科学との間には、一般にいくつかの全く平行的に行なわれる根本関係が横たわっているのである。文学と科学乃至哲学との間の根本的な区別は重大であり、恐らく今迄組織的な視角から充分にこの区別は分析されていなかったのではないかと考えられるが、それと同時に、二つのものの平行関係に注目することも、新しい課題であると共に最も大切な観点なのである。
一体唯物弁証法的創作方法というような問題自身が、文学と科学とのこの平行関係に直接結びついているものなのだが、世界観と方法との区別・対立・連関・の問題こそは、この平行関係の最も著しい例に他ならない。