일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいゆいぶつろんこうわ

現代唯物論講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면

아오조라 문고

すでに因果や統計という範疇になれば、なる程物理学ではそれを実験的・数学的・に限定しなければならぬにも拘らず、もはや単純に物理学的に過ぎぬ範疇ではない。なぜなら歴史も亦同じく因果的でなければならず、社会も亦統計的でなければなるまい。それが今必然性や偶然性、自由や蓋然、の範疇にすぐ様結合している点を注意するなら、ここでは範疇体系が、どんなに哲学的な制約を受けているかが判るだろう。ということは、ここに世界観と範疇組織との極めて密接な相互関係があるということである。

処がこうした自然科学的方法の一要素としての範疇組織と実験的・数学的・方法との間に、今日の自然科学――ブルジョア自然科学――では著しい食い違いがあるので、これは一見不可解なことではあるが事実なのである。

この食い違いは様々な形で現われる。多少時代の経った場合を例に取るなら、十九世紀の俗流唯物論者によって代表される科学説がそれで、そこでは範疇組織のもつ論理としての意義は形而上学の名の下に全く無視されるのを常とした。自然科学に必要なのは実験と数学的操作であって、範疇体系などは自然科学の方法から云って何の役割も有つべきではない、それは世界観=哲学=形而上学の問題であって自然科学の問題ではない、というのである。