후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいゆいぶつろんこうわ
現代唯物論講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면
こうした「統一」や「合致」を想像し又希望出来るのは、一方に於て自然科学の方法の集約であり又他方に於て背後の一般的な世界観と直接に密接な交互関係にある範疇組織に対して、そういう論理に対して、充分の注意を払わないことから出て来る。自然科学とキリスト教とを合致させるのは勝手だとしても、それによって自然科学自身の範疇組織の方は、全くバラバラでチグハグな撞着物になって了うだろう。自然科学とキリスト教という、歴史的にも全く相反した条件のものの間の統一よりも、現に自然科学には自分自身から発生した又発展され得る普遍的な世界観がある筈で、そうした自分自身の背後の世界観と自然科学との「統一」こそ、大切な筈ではなかったか。
何より先に必要なのは、自然科学の範疇組織が、実験や数学的操作という他の方法要素との関係に於て、首尾一貫したものでなければならぬという点である。自然科学に於ける実験や数学的操作はそれとして、之との関係も顧ずに、どこからか出来合いの範疇組織=論理を持って来るのでは、自然科学は決して円滑な進歩的な方法を持つことは出来ない。そしてこういう出来合いの論理は大抵出来合いの世界観(形而上学的な又神学的な)から借りて来られるのが常である。