후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいゆいぶつろんこうわ
現代唯物論講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면
従ってその反面に於て、社会の富は、労働者の手から益々遠ざけられて行かざるを得ない(余剰価値説なくして、今日に於ける金と富との膨大な集中は理解出来ない)。ブルジョア社会に於ては、資本家はその個人的能力からは比較的独立にその富が益々安定して来、之に反して労働者の貧困は、その個人的な能力とは無関係に、益々恒常なものとなる。さてこうやって富と貧困とが恒常化すと、資本家と労働者とはもはや単なる個人の資格の名ではなくて、二つの階級の名となる。
元来資本主義的生産関係(及び之に伴う一切の社会条件)は、社会に於ける物質的生産力の発達によって、封建的生産関係が社会の桎梏となった時、之を覆して、新しい生産力の伸展し得るような新制度として、確立されたものであった。イングランドに於けるクロムウェルの革命、フランス大革命(及びその後の各国に於ける一群の諸革命)、又日本の維新や支那革命は、全面的乃至部分的に皆そうした使命を果したものであった。処が今日、物的生産力が資本主義生産関係に於て、より発達することによって、もはやそれ以上の発達が却って資本主義の根本機構と矛盾するようになって来た。