일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいゆいぶつろんこうわ

現代唯物論講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면

아오조라 문고

思想はただの観念に過ぎない、然るに文化は客観的に形態を有った所謂客観的精神だ、二つは別ではないか、と云う人があるかも知れないが、そういうならば思想だって客観的に形態を有ったものに於てしか見出せないので、思想も亦云わば客観的存在物なのである。思想のそうした社会的歴史的な客観的存在物としてのリアリティーを肯んじない人は、一般に思想のもつリアリティーを理解しない人であり、従って思想という観念を本当には持たない人物と云う他はあるまい。――私は思想の最も卑近で端的な現われは、風俗だと考える。もしそう考えていいなら、風俗こそは最も具象的で肉体的で而も極めて日常不断のものなのだから、その客観的なリアリティーを知らぬ者はあるまい。処がそれが思想というものに帰着するのである。

さて、であるから、文化の問題を一般的に論じる方法としては、之を思想の問題として論じることが、統一的な結果を得ることになる。単に社会思想に限定された所謂「思想」や又単に観念を意味する思想のことではなくて、当然なことながら、一切の文化を貫き文化のその時々の生命として機能しているという意味での思想、之が文化問題の一般的取り扱いの緒口である。