일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいゆいぶつろんこうわ

現代唯物論講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면

아오조라 문고

ピュタゴラスによれば存在の原理は数である。処がこの数なるものが――その神秘的な諸特徴と連関して――全く空間的な規定によって理解されているのである。例えば一とは点であり、二とは線であり、三とは平面である、等々。割合所謂自然哲学から離れていると考えられるこのピュタゴラスの場合であってさえ、存在を空間に関係づけて考察する古代ギリシア人の根本的態度は棄てられていない。――だが第三に、存在を空間又は空間的存在と考えることは、好く見ると一寸困難が潜んでいることに気付くだろう。空間は言葉の通り空しいのだ、その限り夫は存在――有――ではなくて却って無である。存在は空間的であっても、空間自身ではない。かくて存在と空間とが分離・対立・せしめられ、その統一として、存在が空間的存在となって具体化されなければならなかった。デモクリトス(前四世紀頃)の原子説が之である。だが忘れてならないことは、この場合にも依然として存在は飽くまで空間的であったという点である。

ギリシア古代哲学に於ては、存在の概念は空間の概念の周りを回っている。そしてこの古代ギリシア哲学が、人の知る通り、其の後の吾々の一切の哲学の起源であった。