후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいゆいぶつろんこうわ
現代唯物論講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면
思想や文化の動きというものに他ならない。
処で云うまでもなく、こうした文化上のポーズや課題がなければそれに基く文化内容や思想組織としてのヒューマニズムもないわけだから、ルネサンス以来のヒューマニズムには、まず第一にこうした根柢があったのは当然だが、併しこの問題が特に今日の日本で問題となり始めたというには、理由がなくてはならぬ筈だ。問題は常にあるのだが、その問題が特に問題にされるには特別な原因がある。日本のファッショ化過程の進行ということがそれだ。尤も日本だけに偶々このファッショ化過程が行なわれたとすれば、それだけでは必ずしもこの問題は問題にならなかったろう。だがファシズムは世界の至る処にその先駆者や又は先着者を有っているのである。そしてその結果は人間性(ここでは特にその文化的自由だけを見てもいい)の新しい形に於ける蹂躙である。そこでは日本に於ても亦他人ごとではないということになる。人間性の恢復、これが多少の先回り(?)をして日本でも予防的に問題にならざるを得ない。それがこの形態のヒューマニズムでなくてはならぬ。
だから少なくともこの形態のヒューマニズムは、之を退潮現象の一つ、つまりそれだけ反動期を利する処の一種の反動的文化ポーズと見ることは、焦点を誤るものだ。