후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいゆいぶつろんこうわ
現代唯物論講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면
一言で云えば後世の哲学の世界では、空間の問題は他の諸重大問題――例えば意識であるとか価値であるとか精神であるとか文化であるとか、又もっと古くは神であるとか天使であるとかさえ――と較べて、目立って冷遇されている。
併し問題は恰もそこにあるのである。何故今日まで、哲学の歴史の本筋から見て、わが空間の問題はそのように軽んじられたか、軽んじられねばならなかったか。もし夫がソクラテスから始まったとするなら、このことはどういう哲学と共に始まったことになるのか。処でそれは、存在の規定を、自然的存在(又は含蓄ある意味に於ける物質的存在――後を見よ)の規定を抜きにして、直接に、非物質的、従ってその限り精神的・非感性的・な規定の所有者として、与えようとする態度と共に始まった、と云って好い。存在を物質的――人々は今日哲学的に有効に用いられる範疇としてこの言葉を理解しなければならないが――と考える代りに、それを何か観念的なものとして規定する態度、この存在理論を吾々は一般に観念論と今日呼んでいるが、この観念論的存在理論と共に、空間問題の冷遇は始まったのである。ソクラテス(†399 v. Chr.)はそういう態度の最も露骨な先駆者であった。