후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんさいこうき
震災後記
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 震災後記(しんさいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,544자 · 41화면
の民家のたいてい倒れているのに驚かされた。鎌倉駅は焼け残ってはいるが惨憺たるものだ。駅前見渡す限り焼けている。有名な鶴岡八幡宮も無残に倒壊し、石橋や石鳥居も崩れ落ち、門前の大通りには左り角の八百屋とほか一戸を除いては、完いものは一つもない。そしてそれが大半焼けているのだ。そのほかたいていの社寺は倒壊を免れなかったらしい。七百年来歴史的のこの名蹟も、これでは復旧は容易であるまいと思われた。ことにこの地方は偏鄙なだけに東京よりは万事の手当が後れて、今なお食物の供給が十分でないらしい。二階堂谷に西川〔(龍治)〕君の仮寓を訪う。この辺の被害は割合に少いが、西川君は病児や婦人連のみを連れておられるので、帰るにも帰られず、今なお配給米を受けて飛んだ避暑をやっておられる。覚園寺を訪う。本堂は幸いに外形無事だが、中の半丈六薬師如来ならびに両脇侍菩薩の木像は須弥壇から投げ出されて、勿体なくも無残に破砕している。国宝黒地蔵尊の堂は押し潰されて、本尊菩薩は下敷となり給い、今にその負傷の程度すらわからぬ。ただ庫裏と、庫裏に続けて先年自分の建て添えた小座敷とのみはまず無事だ。